なぜ、見山の郷の野菜が美味しいのか?
見山地区の標高は、200~450mで平坦地より気温が2~3℃低くなっています。また、寒暖の差が大きく、その分野菜の味が濃厚でおいしく育ちます。そのような立地を活かして、古くから見山の高原野菜を市場に出荷してきました。
旬の野菜と特産物
各季節ごとに旬の野菜が出荷されています。その中でも特に春から初夏の「赤しそ」と、夏から秋にかけての「大甘青とう」はこの地域の特産物として市場でも評価が高く、また新たな特産物としてミニトマトの「あまっこ」もです。
赤しそ(6月中旬~7月上旬)
「赤しそ」栽培は昭和60年から特産地づくりを進めてきました。
梅干しや梅漬けの色上がりが鮮やかになることから、市場や消費者には
好評で、今では地域のブランド野菜として定着しています。
大甘青とう(7月中旬~11月上旬)
「大甘青とう」は「赤しそ」に次ぐ地域の特産野菜として、平成10年に栽培され始めました。
果肉が厚く、種子が少ないこと、ピーマンのような独特なにおいがないので子どもでも食べやすいと消費者にも好評です。
あまっこ(7月中旬~11月上旬)
「あまっこ」は、酸味が少ないミニトマトで、コクがあり果肉に弾力があります。雨を避けるためハウスで栽培し、水やりを最低限にして甘みを凝縮させます。完熟の状態でパック詰めするため、どれを食べても果物のような味が楽しめます。